グレイの創作箱

やりたい事をやりまくるブログ

ヘルサイズ・シブリング 第一話「傭兵姉弟」


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ディメイションブレッド、それは突如として現れた異次元にへの扉を繋ぐ力を持った謎の物質で他にも様々な力を持つと確認されており現在はアドベンチャー社に保護されている


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~アドベンチャーロータスシティ支部~


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アドベンチャー社幹部A「018達の邪魔が入るとは…A.W計画をミネルヴァに任せたのが失敗だったか…」

アドベンチャー社幹部B「報道管理にも限界がある、早く本部でディメイションブレッドの技術を解明して今の時間軸を変える必要がある」

アドベンチャー社幹部C「それでどうやってディメイションブレッドを本部まで運ぶ?」


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アドベンチャー社幹部D「護衛は必要だ、006に行かせるのは無理か?」

アドベンチャー社幹部E「馬鹿め、奴は協力する気など018同様さらさらないだろう、もっと扱いやすい奴がいい」


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エイブラム「ヘルサイズ達に任せるのはどうでしょうか?」

アドベンチャー社幹部A「エージェントエイブラム、あいつらは私達の元を勝手に離れたんだぞ?また裏切るかもしれない」

アドベンチャー社幹部B「いや、018達に任すよりいいかもしれない、ミネルヴァが行方不明となった今、私達に道は残されてない、あの姉弟を使おう」

アドベンチャー社幹部A「ぬぅ…」

アドベンチャー社幹部C「反対意見の者は?」

全員「…」

アドベンチャー社幹部B「決まりだな、エージェントエイブラム、ヘルサイズ達に伝えろ」




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レイ「ハロー、良い子のみんな、ここはロータスシティ、活気溢れる計画都市…」

レイ「だったけど018達のお陰でアドベンチャー社にボロが出てほぼ壊滅気味…」

レイ「え、俺は誰かって?レイ・ヘルサイズだ、さっきアドベンチャー社に雇われたなんでも屋の傭兵さ」


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レイ「いや~傭兵として鮫を抱え込んだ竜巻と戦ったり壁を壊して進撃してくる巨人に立ち向かったりしたがまさかアドベンチャー社にすがられる日が来るとはな~」

レイ「え、誰に喋りかけてるかだって?それはだな…話すと長くなるから説明を省く!!」


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レイ「それよりも俺は朝飯にダブルチーズバーガーを食べるぜ~」


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レイ「…あ、仮面付けっぱなしだったら食えないな…」


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エイブラム「聞こえるか、001」

レイ「おい、その呼び方はやめろ」

エイブラム「すまない、今はレイだったな…、今回の任務は分かってるな?」


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レイ「分かってる、ディメイションブレッドとかいう物質の輸送の護衛だろ?すげぇな、なんでも次元を越える力を持つらしいな」

エイブラム「…そうだ、ところでもう一人はお前のところにいるのか?」

レイ「姉ちゃんか…それがさ、レストランで変な帽子かぶった女と朝飯で食い意地張り合ってて俺一人だけなんだよ」


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レナ「…」

ヘルパー・シス「…」

エイブラム「そうか…無事にディメイションブレッドを輸送出来たら金はいくらでもやる、頼んだぞ」

レイ「へいへい」

レイ「あぁ~眠い」

ドォォォォォン!!

近くで爆発音がしたのにレイは気付いた

レイ「あぁ、今ので目が覚めたや」


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アジュール「はぁぁ…」


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アジュール「ハァ!!」


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ズガァァァァン


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隊員A「くそ、なんだ!?」

隊員B「こちら輸送車、攻撃を受けている、応援をよこしてくれ!!」


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バハルト「へへ、待ってろよディメイションブレッドちゃん…」


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バハルト「よっと…」


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隊員C「なんだ貴様は!?」


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バハルト「…俺か?俺は盗賊団ゴアの団長バハルト様だ、まずはディメイションブレッドで別の次元を開いて手下共を呼び寄せゴア軍団を作る!!それから売りさばかせてがっぽり稼がせてもらうぜ!!」

隊員D「させてたまるか!!」


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レイ「こちらレイ、輸送車が襲撃された、姉貴、すぐ来てくれ」

レナ「…わかった」


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レナ「…勝負はおあずけ、用事ができた」

ヘルパー・シス「なにをしにいくの?」

レナ「…傭兵としての仕事をやってくる」



バハルト「ヘヘヘ、ついにご対面だなぁ、ディメイションブレッド!!」

アジュール「輸送車強奪なう…っと」

アジュールは輸送車のハンドルを切りながらスマホでつぶやく

バハルト「ハーハッハッハ!!これで俺様を誰も止められない、これで盗賊王に俺はなる!!」


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レイ「誰が海賊…いや盗賊王だって?」

バハルト「うわっ!!ヘルサイズ…!?」

レイ「調子はどう?」

バハルト「うるせぇ!!てめぇ、アドベンチャー社に雇われてきたか!?」

レイ「まぁ、そうかっかしなさんな」

バハルト「黙れ、ここでくだばれぇ!!」


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バハルト「ヤァッ!!」


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レイ「バハルト選手鋭いキックでヘルサイズ選手を押しております~」


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バハルト「この…」


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バハルト「黙って戦いやがれ!!」

レイ「俺の口にチャックは無い~♪」


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バハルト「イヤァ!!」


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バハルト「ヤァ!!」

アジュール「傭兵と盗賊がバトル中なう…」


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レイ「ほれ!!」

バハルト「ぐふぅ!!」

レイ「おまえが泣くまで…殴るのを…やめないぜ!!」


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バハルト「ッ…ふざけやがって!!」


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レイ「SMASH!!」

バハルト「がぁ…!!」

レイ「トドメいくぜぇ…!!」

バハルト「ま、待て!!おまえの任務はディメイションブレッドを無事に運び届けること、これに手を出されたらひとたまりもないだろ!?」

レイ「…まぁ、そりゃそうだけど」

バハルト「だったらおとなしくしろ!!」

レイ「いや、おとなしくすんのはお前らだ…」

バハルト「何?」

アジュール「!!」


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輸送車の走る道の前にはレナが剣を構えて立っていた

レナ「…」


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ズバッ!!

バハルト「どわぁ!!」

輸送車は粉々に砕け散った

レイ「流石姉ちゃん」

バハルト「てめぇらよくも…」


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アジュール「輸送車壊されたなう…と」

バハルト「つぶやいてんじゃねぇ!!」

レイ「そいやディメイションブレッドってコッペパンみたいな形してんな、食えるんじゃないか?」

バハルト「言われてみれば…」

レナ「美味しそう…」

バハルト「やめろ、食うんじゃない!!」

レナ「ケチ…」

バハルト「フン、いいか?このパンは空にかざして使うと時空の歪みを作ることが出来そこから気の合う手下共をたくさん引きずりだせるんだ!!」

レイ「説明どうも、ディメイションブレッドとか言ったっけ?いいねそれ、友達作りマシーンに改名しよう」

レイ「よっと!!」

レイは軽い身のこなしでバハルトからディメイションブレッドを奪った

バハルト「あっ!!ディメイションブレッドを返しやがれ!!」

レイ「俺も裏表の無い友達が欲しかったところなんだよね~姉ちゃん以外いないし」

バハルト「やめろ!!」

レイ「5連ガチャだ~!!」

レイはディメイションブレッドを空にかざすと時空の裂け目が出き次々とそこから光が5つの光が降り注いだ

エリオス「…?」

レイ「お、UR来たか~!?」

エリオス「藤音…どこにいったの?」

マティ「ここは…?」


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エイジ「うわ、なになに!?キリリンどこー!?」

小夏「ちょ、いきなり何!?」

乙子「あれ?おねぇーどこー?」


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レイ「よぉ、今日からおまえ達は俺の友達だ!!」

エリオス「…なにこの馴れ馴れしい骸骨」

小夏「確かに…」

レイ「レイ・ヘルサイズだ!!よろしくな!!」

エリオス「…僕はエリオス、よろしく」

エイジ「エイジだ、よろしくな」

乙子「乙子でーす、よろしく!!」

マティ「僕はマティ…」

小夏「えっ、こ、小夏よ…なんで自己紹介する必要があるのよ…」

レイ「よし、みんな、あいつらは悪い奴だ」

バハルト「げっ!!」

レイ「誰が悪い奴を先に倒せるか勝負だ!!」


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エリオス「…戦いは僕に任せて、すぐに終わらせるから」

マティ「…なんだか分からないけど倒せばいいんだね?」

エイジ「いっちょやるか!!」

乙子「よっしゃ~張り切っちゃうぞ~!!」

小夏「あ~もぅ、倒せばいいんでしょ、倒せば!!」


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レイ「スーパーヒーローチームの結成だ!!」

つづく!!