フォロウイングス 第四話 「死斗、6人目のフォロウイングス!!」その4
ノアウルフ・ダスト「ハァァッ!!」
マーチ「ハァッ!!」
マーチ「やぁぁぁ!!」
ノアウルフ・ダスト「うぉぉぉ!!」
マーチ「たぁっ!!」
ノアウルフ・ダスト「おらぁ!!」
ノアウルフ・ダスト「やめておけ、どうせ人間に傷つけられるぞ!!」
マーチ「それでも…俺は人間を受け入れる!!」
ノアウルフ・ダスト「そんなこと…出来るハズがない!!」
マーチ「やってみなくちゃ分からないだろ!?」
ノアウルフ・ダスト「戯けが!!」
ノアウルフ・ダスト「ハァァ…」
マーチ「フォースラッシュ!!」
ノアウルフ・ダスト「ゼャアアアッ!!」
マーチ「うぉぉ!!」
ダストの斬撃がマーチの斬撃を上回った
マーチ「ぐぁぁぁっ!!」
レン「マーチ!!」
マーチ「近づくな!!」
マイモ「マーチ…」
マーチ「これは…俺とダスト様のケジメだ、手を出すな…」
ノアウルフ・ダスト「結構ねばったなぁ…だが、もう終わりだ!!」
マーチ「くっ…!!」
その時、マーチを不思議な光がつつみこんだ
ノアウルフ・ダスト「何!?」
タヌキ「あの光…僕がキュイジーヌナイトウィングを手に入れた時と同じ輝きの光…!!」
ゼリ「僕もあの光に助けてもらった…!!」
マーチ「力が…僕を…これなら、うぉぉぉぉ!!」
ノアウルフ・ダスト「なんだと…!?」
マーチ「フォースソード・アローモード!!」
マーチ「僕はノアウルフを守るため…人間も守って友達になって…みんなを守るんだぁー!!」
ノアウルフ・ダスト「フッ…」
マーチ「フォースシュート!!」
ノアウルフ・ダスト「お前の気持ち…よく分かった」
マーチ「えっ…」
ダストはその瞬間、武器を手放した
グレイ「そんな、技を体で受け止めた!?」
マーチ「ダスト様、なんで!?」
ノアウルフ・ダスト「へへへ、いやぁ、おまえの言葉、しびれたよ…」
マーチ「ダスト様…」
ノアウルフ・ダスト「俺も、おまえのように人間と関わろうとしたことがあった…」
マーチ「…」
ノアウルフ・ダスト「だが怖かったんだ…裏切られるのが…」
マーチ「…」
ノアウルフ・ダスト「おまえは1歩踏み出してボスの俺にすら出来なかったことをやったんだ…」
ノアウルフ・ダスト「最後の命令だ…」
ノアウルフ・ダスト「これからはおまえの思う通りに好きなことをやれ、誰にも縛られることなく自由に…」
マーチ「ダスト様ぁ…」
ダストは砂のようになり消え去った
レン「立てるか、マーチ?」
マーチ「…あぁ、ダスト様、見ててください、ノアウルフと人間が平等に暮らす世界を作ってみせます!!」
ー
歓楽戦騎セイ「えー、ウッソでしょー!?あのダストが倒されたのー?」
剛力大将タイラー「やはりフォロウィングスは我らの手で倒すべき…」
神道参謀チカ「ダスト…あなたのお陰で時間稼ぎが出来た…これで魔王アルタ様が完全復活を遂げられる…」
魔王アルタ「おぉ、力がみなぎるぞ…ウォォォォォォ!!」
神道参謀チカ「これで…世界は私達の物に…」
魔王アルタ「時は満ちた…これより魔王アルタによる世界征服を始める…!!」
第四話 完!!
次回、第一章完結!!